
記録的な高温少雨の影響は?
翻弄される自然農初心者
(2026年8月下旬)
こんにちは、よちぃです!
夏休みが終わってしまうと、夏の終わりを感じで少し寂しく思います。ですが、全然涼しくなりませんね。暑くて雨が降らないのに、降ったら降ったで集中豪雨。過酷な夏でした(;´Д`)
さて、前回の記事では、ナスAが復活しキャベツも発芽して、怖いくらい順調でした(笑)
今回は、ざっくりと以下のような内容になります。よろしくお願いします。
- 野菜の経過観察
- ナスとピーマンの萎(しお)れが発生
- キャベツの育苗で問題発生
野菜の経過観察
前回の記事でナスAが復活したと喜んでいましたが、また元気がなくなってしまいました。そして隣のピーマンAまで葉が垂れてしまいました。水やりの頻度は週2回に増やしましたが、暑い日が続いているので水分不足になってしまったのでしょうか?

この画像だと、背景の草と同化して野菜本体が見えにくいですね。申し訳ないです(^^;

・ナスA
また葉が垂れてしまいました。上の方に付いている花は、今回は摘まないでおこうと思います。

・ナスB
葉はピンとしていますが、葉の先が黄色くなっています。

・ピーマンA
数日前まで元気だったのに、葉が垂れて萎れています(;´Д`)
なぜだ~!?

・ピーマンB
こちらは元気ですが、実の付くスピードが落ちています。


ロロロッサはグーンと伸びていました。前回、蕾だと思っていた部分は、まだ伸びかけている茎だったようです。今回、先端に本物の蕾が付きました。このように、植物が花を咲かせるために茎(花茎)を伸ばす現象を、「とう立ち」といいます。
ナスの葉が萎れる原因
ナスの葉が萎(しお)れる原因は、肥料不足、肥料焼け、根詰まり、水やりの過不足、病気などがあります。
肥料不足
ナスは養分を多く必要とするので、肥料が不足すると葉の色が薄くなり萎れてしまいます。
私の場合、肥料は2週間に1回のペースで、米ぬかと油かすを混ぜたものを撒いています。液体の肥料とは違い、自然に分解されて養分に変化するのに時間がかかるため、補給が間に合っていない可能性があります。
肥料焼け
肥料焼けとは、根が肥料に直接触れて傷み、水分などを吸収できなくなる状態です。
これに関しては、肥料を土に混ぜ込んでいないので大丈夫でしょう。
根詰まり
根詰まりとは、プランターや鉢などの容器の中で根がいっぱいになって詰まり、水分などが吸収できなくなる状態です。
これも、畑で栽培しているので関係ないでしょう。
水やりの過不足
ナスは養分とともに、水分を多く必要とします。水分が不足すると根が枯れ、葉が萎れてしまいます。ですが、逆に多いと根が呼吸できず傷んでしまいます。これは難しい……。ポイントは、土が乾いたらしっかり水やりを行うことです。
私の場合、水やりは1週間に2回に増やしました。根元には刈った青草を都度置いて、水分が飛ばないようにしています。ですが、日差しが強すぎて水分不足になっているかもしれません。
病気
ナスの葉が萎れる病気には、「青枯病(あおがれびょう)」というものがあります。以下のような特徴があります。
青枯病は多くの植物に発生する病気で、原因菌はどこの土壌でも存在します。
典型的な連作障害のため、イネ科などの青枯病の菌に感染しない作物との輪作が有効とのこと。連作をし過ぎると土壌のバランスが崩れ、有益な微生物が減り、病気の原因となる細菌が繁殖してしまいます。バランスが崩れ、地力が落ちた土壌で育てた野菜は弱くなり、病気にかかりやすくなります。地力の強化は大事ですね。
病気に関してですが、私の場合は米ぬかや油かすなどの未熟な有機物を撒いているので、ちょっと怪しいですね。連作障害にしても、以前に畑を利用されていた方が、どこに何を植えていらしたか分からないので、可能性ありです(;´Д`)
今回の対応
ナスの葉が萎れる原因はいろいろありますが、今回のナスAの場合は、肥料不足、水やり不足、青枯病という3つの可能性があります。病気の場合はすぐに対応する必要がありますが、一旦水をたっぷり与えて、数日様子を見ることにしました。
ピーマンの葉が萎れる原因
ピーマンは、ナスと同じナス科の野菜です。なので、葉が萎れる原因は上記のナスとほぼ同じです。ですが、ピーマン特有の原因もあります。
風通し
ピーマンはナスと比べて葉が多く茂り、混み合いやすいです。葉が茂りすぎると、風通しや日当たりが悪くなり、病気や日照不足の原因になります。
葉が混み合ってきた時は、株の内側に向かって生えている葉を清潔なハサミで切り取り、どの方向から見ても株の中心が見えるように整えてあげると良いそうです。
今回の対応
ナスと同じく、一旦水を与えて様子を見ます。
キャベツの育苗

防虫ネット(改)
作りが雑とか言わないで(;´∀`)
キャベツの苗が大きくなってきたので、平掛けしていた防虫ネットをトンネル型に改造しました。百均で購入したトンネル用支柱の上部を棒で固定し、育苗ケースにテープで張り付けました。クオリティーが、夏休みの工作以下です。

虫を防ぐという目的が果たせれば、ご近所さんからの好奇の目なんて気にしないわ!
防虫ネットを使用している苗は問題なく育っていますが、ネットをかけていない方の苗に異常が現れ始めました。
キャベツに発生する虫(ハイマダラノメイガ)

双葉が貝のように閉じていたので、開いてみると……
あら、こんにちは(;´∀`)
| 分類 | 生息地 | 大きさ | 発生時期 |
|---|---|---|---|
| チョウ目 ツトガ科ノメイガ亜科 | 全国 (関東より西が多い) | 終齢幼虫 15mm 成虫 7~10mm (開帳時 約16mm) | 5~12月 (8月下旬~10月下旬が最盛期) |
キャベツ、ブロッコリー、ダイコンなどのアブラナ科の野菜に発生する蛾の幼虫。
卵は白色透明。幼虫は淡い黄色の体に5本の褐色の縦縞があり、頭が黒い。大きさは、終齢幼虫(成虫に進化する前の最終段階の幼虫)で15mmほど。
成虫は薄茶色から灰色まで多彩で、黒い斑(まだら)模様があります。羽を体に沿わせて屋根のように閉じるタイプ。大きさは約10mm、羽を開くと約16mmの小さい蛾です。
成虫は夜間に活動し、アブラナ科の植物の葉に1~数個の卵を産み付けます。一生の内に、100~200個ほどの卵を産むそうです。すごい(^^;
卵は3~5日で孵化。終齢幼虫まで成長すると地表部まで移動し、砂や土を糸で綴った繭(まゆ)を作ってその中で蛹になります。6~13日で羽化し、2~3日後には産卵を始めます。

1か月ほどで卵から成虫に!?
この虫の別名は「ダイコンシンクイムシ」と言います。作物の芯(生長点)を食べるため、芯止まりという症状が起こり、生長できずに枯れてしまいます。生長点とは、茎や根の先端部で、細胞分裂が活発に行われる大事な部位のことです。
芯葉(中心部の硬い茎で、栄養価が高い)に潜り込み内側を食べ進め、大きな葉の葉柄や葉脈に侵入していきます。
かつてはダイコンに付く虫として知られていましたが、近年はダイコンと同じアブラナ科の他の作物にも発生して、猛威を振るっているそうです(;´Д`)
キャベツの場合、定植後に生長点を食害されると複数のわき芽が発生し、生育が遅れて正常に結球しなくなるそうです。
春頃から現れ、年間では6回ほど発生します。特に8月下旬~10月下旬がよく発生します(今やん)。夏の時期に雨が少なく、高温が続いた年は多発する傾向があるそうです(今年やん)。
発生すると被害が大きいので、農薬で防ぐのがオススメとのことですが、自然農なのでもちろん農薬は使いません。農薬を使用しない場合の防除方法は下記の通りです。
- 作付け後、すぐに防虫ネットや寒冷紗(遮光、防虫、防寒、防風、保湿などができる粗い平織の布)を、隙間が無いように掛けて、成虫が飛来するのを防ぐ。
- 多発する8月下旬から10月を避けて、9月中旬以降に種をまく。
- 葉を綴り合わせて繭のような巣を作るので、見つけたら葉ごと摘み取る。
- 株の中心部分をよく見て、幼虫を見つけたら捕殺する。
作物の生育後期にはほとんど見られないそうなので、生育初期が勝負ですね。
今回、防虫ネットをしていない方に1匹だけ付いていたので、すぐ対処しました。今後も見つけたら捕殺していきます。
苗の葉焼け
ハイマダラノメイガの幼虫を発見した翌日、他の苗に異常が現れました。

双葉の片方がゴソッと無くなっています。

片方の葉が白く縮れ、もう片方は虫に齧られたようになっています。
「また虫か!」と思い、苗の周辺を探しましたが、それらしき虫は見つかりませんでした。「暑さで虫も死んでしまったんかな? ま、しょうがない。」と思い、そのまま放置しました。
後日、畑をしている知り合いの方から、「夏の暑さで葉が溶ける」という驚きの情報を聞きました(;’∀’)

死んでしまったのは虫じゃなくて、苗そのものやった~。
たしかに、今年の夏は雨が降らずにお天気続き。そんな酷暑の中、私は育苗ケースを庭の一番日当たりのいい場所に置いていました。日が当たった方が良いだろうと思っていましたが、キャベツの苗にとっては拷問だったみたいですね……。
植物の葉が、強い日差しなどで変色、枯れてしまう現象を葉焼けといいます。葉焼けの原因は、夏の強すぎる直射日光の他、高温や乾燥、水分不足、植物そのものの光耐性のなさが原因だそうです。人間でいうと、火傷のようなものです。
驚くのが葉焼けが発生するスピードで、1~2時間で焼けてしまうそうです。特に、梅雨の晴れ間や雨上がりの強い日差しが要注意とのこと。曇り続きで光耐性が弱まっているところに強い光を浴びると、すぐに葉焼けが発生します。
葉焼けが発生しやすい時期は、日照時間が長く気温が高い5~10月です。中でも梅雨明けの7~8月は、高温と強い日差しが重なるため危険です(今やん)。特に近年の温暖化の影響で、増加傾向にあるみたいです。
発生しやすい時間帯は午後で、特に西日が良くないそうです。午前中はまだ気温が上昇していないため、葉の温度もそこまで高くならず安全です。しかし、午後は気温もどんどん上がり、おまけに西日まで当たり続けると、葉の温度が上がり続けて蒸散(体内の水分を水蒸気として大気に放出する現象で、葉の冷却効果もある)が間に合わなくなり葉焼けします。
葉焼けの予防方法は、下記の通りです。
- 水やりや肥料管理を行い、暑さに強い元気な株に育てる。
- 遮光ネットを使用する。(春は遮光率30%、夏は50%がオススメ)
- 午前中だけ日光が当たる半日陰(建物の東側など)に置く。
- 水やり後、日陰に移動させる。
事前に真夏の育苗の注意点を調べておば良かったのですが、怠け者の私は問題発生後にやっと行動開始。焼けてしまった苗はもう手遅れなので、残りの苗は守ろうと決意しました(笑)
防虫ネットを掛けている方は葉焼けを起こしていなかったので、遮光ネットほどではないにしろ、直射日光を防いでいるようです(透光率90%と書いてありました)。ラッキー。
肥料
イモムシが現れたり葉が溶けたり、いろいろと問題が発生していますが、もう一つ頭を悩ませることが起こりました。芽は出ましたが、苗が生長しないのです。

播種後12日のキャベツ。
調べてみると、播種後6日もすれば双葉の間から本葉が出始め、11日もすればしっかりした本葉が2枚できているはずです。
ですが、私が育苗しているキャベツは双葉止まり。ホームセンターで購入した土の袋には「専用配合でそのまま使える」と、記載されていまいた。最初に肥料を使用するとは書いていないから、養分は土に含まれているはず……。

・培養土の袋(表)
「専用配合でそのまま使える」と記載されています。

・培養土の袋(裏)
最初に肥料を使用する等の記載はありません。

袋の下の方の表記を見てみると……
あっ (◎_◎;)
「肥料配合の有無……無!」ですって!? またここで発動してしまった「勘違いと思い込み」。「もっと分かりやすく書いてよ~」と、恨み節が止まりませんが、肥料は別で準備するのは「当たり前」で、わざわざ記載するようなことではないのかもしれません(;´Д`)

これだから素人は困るわ~(笑)
どうやらキャベツの芽は、養分ゼロの状態で必死に耐えていたみたいです。急いで養分補給をすることに。自然農の養分補給方法の基本は、米ぬかと油かすといったものを撒いて、微生物に分解してもらって補うのですが、時間がかかります。そもそも、購入してきた土に分解を助けてくれる微生物がいるのかが怪しいです。
そこで、とある理由で所持していた「トミー液肥」という液体肥料を使うことにしました。「自然農に挑戦している農業初心者が、なんで化成肥料なんか持っているんだ?」という疑問には、追々答えられたらいいなと思います(^^;

トミー液肥
液体肥料を使って5日ほどで、やっと双葉の間から本葉は出始めました。

播種後19日のキャベツ。液体肥料は効きが早いな~。
養分を補うのが遅すぎたかなとヒヤヒヤしましたが、ちゃんと生長してくれました。
「今回は自然農栽培じゃなくてポット栽培やし、土も買ってきたものだから、液体肥料使ってもいいや。身近にあるものを使うのが自然農やし!」
と、言い訳をしていますが、この育苗が上手くいかなければ苗自体を購入する予定だったので、これで良しとします(^_^)
まとめと次回の予定
今回、復活したはずのナスに加えピーマンまで萎れ、キャベツにも問題が発生しました。問題が発生するたびに頭を抱えていますが、一つ一つ勉強して知識が増えていくのは嬉しく思います(*´Д`)
貴重な時間を使ってここまで読んでくださり、ありがとうございました!


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