
土の栄養「ゼロ」?そんな畑で大丈夫か?
「大丈夫だ、問題ない」
(2026年3月下旬)
こんにちは、よちぃです!
月日が経つのは早いもので、一か月など「あっという間」に過ぎてしまいます。YouTubeで時間を溶かして後悔するのは日常茶飯事です。だからブログが更新できないんだな…(^^;
さて、前回はぎこちないながらも畑に種をまけました。そして今回はざっくりこのような内容になります。よろしくお願いします。
- 畑の経過観察
- 土の状態を診断
- 新たに種まき
団粒構造のチェック

本でかじった知識によると、土が「団粒構造」になっているのが理想とのことです。団粒構造とは、土の細かい粒子が有機物や微生物、根っこの働きで結びついて、小豆粒くらいの塊になった状態のことです。
今の畑の土の状態を調べるために、生えている雑草を1本抜いてみることにしました。ちょうどきれいに花を咲かせている、大きな「ノゲシ」さんがいたので、犠牲になっていただきました。

まだ元気に生えていた頃の「春のノゲシ」。
タンポポに似ていて、かわいい!

無残にも引っこ抜かれたノゲシの根っこ。
これは「団粒構造」!?
正直これが「団粒構造」なのかは怪しいのですが、素人の私はこう思ったのです。「これだけ根を張っているし、簡単に引っこ抜けて土も軟らかかったし、何よりツブツブしてるんだから、これは団粒構造だ!」
この感じなら、きっと野菜も同じように元気に根を張ってくれるはずだと、予想外の状態の良さに小躍りしました。
土壌pHのチェック
ノゲシの根っこのツブツブを、団粒構造だと信じてテンションの上がった私は、楽天市場で手に入れておいた「デジタル土壌酸度計」を使って土のpHを調べてみることにしました。
pH(水素イオン指数)とは何なのかを一度調べたのですが、なんだか難しそうだったので割愛します!簡単に言うと、野菜はそれぞれ特定のpHの範囲でよく育つとのことです。
現時点で栽培している野菜の適正pHはこんな感じです。
| 性質 | pH | 野菜 |
|---|---|---|
| 強酸性 | 5.0以下 | |
| 酸性 | 5.0~5.5 | |
| 5.0~6.0 | ジャガイモ | |
| 弱酸性 | 5.5~6.5 | コマツナ |
| 弱酸性 | 6.0~6.5 | ニラ、オクラ |
| 6.5~7.0 | ベビーリーフ | |
| 中性 | 7.0 | |
| アルカリ性 | 7.0以上 |
pHは0~14まであり、真ん中の7が中性で、6から0に数値が下がるにつれて酸性が強くなり、8から14に上がるにつれてアルカリ性が強くなります。一般的には5.5~6.5の弱酸性が適正域だそうです。

野菜も「素肌と同じ、弱酸性(byビオレ)」が良かったのか。
酸性やアルカリ性って理科の実験みたいで懐かしいなと思いながら、デジタル土壌酸度計を畑にぶっ刺してみました。

畑の全体数カ所を測定したのですが、なんと全て「6.5」になりました。なんだか知らんがとにかくよし!pH5.0~6.0が適正のジャガイモにとってはキツイかもしれませんが、いったん様子を見ることにしました。頑張れジャガイモ(*´ω`)
キットで土壌診断
団粒構造、pHですっかり味を占めた私は、これまた楽天市場で手に入れておいた「簡易土壌診断キット」を使って土の栄養状態を調べてみることにしました。
「私が畑を借りるまで放置されていた期間に、雑草たちが良い仕事をしてくれていたに違いない。雑草万歳!ほったらかし万歳!自然農ばんざーい!」と、心の中で万歳三唱して口元をニヤつかせながら土を採取しました。傍から見たら、きっとシュールな光景だったでしょう。ニヤニヤしたおばちゃんが土をほじくっていたのですから…。


畑を掘り、5~10cmの深さの部分から土を5cc採取して家に持ち帰りました。その土を精製水(買うのが億劫だったので浄水した水道水で代用)で溶かして試験紙チップを浸し、変化した色とカラーチャートと比較して測定をおこないました。
↓↓↓ 結果 ↓↓↓

・pH値
「デジタル土壌酸度計」で測定した結果と同じ、6.5で適正域です。
合格!

・硝酸態窒素
植物が生育するために最も重要な土壌養分。一般的に「5kg/10a(カラーチャートの上の数値)」が最適とされます。
あれ?どの色にも当てはまらない!?「窒素ゼロ」ってこと!?

・水溶性リン酸
「10kg/10a(カラーチャートの上の数値)」以上は過剰です。
鮮やかすぎる青…。上限を振り切ってる!?

・水溶性カリウム
「10kg/10a(カラーチャートの上の数値)」以上は過剰だそうですが、どの色にも当てはまらない、きったない色ですね(笑)
これも「ゼロ」!?
以上の結果から、私の畑はリン酸だけがメチャメチャ過剰で、その他の必要な栄養素は「ほぼゼロ」という、とんでもなく偏った状態だとわかりました。もしかしたら精製水を使わなかったのがいけなかったのかもしれませんが、それが理由で窒素やカリウムがゼロになるということは考えにくいので、栄養不足なのは間違いありません。これはマズイ(;’∀’)
「栄養ゼロ」の畑から芽がでた!?
土壌診断キットの結果がまさかの「ゼロ」だったこと、そして発芽目安の日数が過ぎても待てど暮らせど芽がでなかったので、今年は何も育たないかもしれないと落胆してしまいました。雨が続いたことも相まって、数日畑から足が遠のいていました。しかし種まきから約10日後、天気が回復したので畑の様子を見に行くと…
「芽が!芽がぁっ!!」
↓こちらはベビーリーフの芽。赤い種からニョロッと生えている。


↓こちらはコマツナの芽(と思われるもの)。こんなに沢山!


ベビーリーフは種の皮が引っ付いていたので間違いありません。コマツナの芽は本当にコマツナか分からなかったのですが、ちょうど種をまいた部分に集中して出ているので、雑草ではないはずです。
サニーレタスの種まき


コマツナたちが無事に芽吹いてくれたので、もう一つの葉物野菜「サニーレタス」の種もまきました。やり方は前回のベビーリーフやコマツナと同じ方法です。
「立派に育ったら、収穫してその場で食べるわ!」とサニーレタスたちに声をかけましたが、発育に悪そうなので「元気に育ってね!」と言い直しておきました。きっと周りの雑草たちも震え上がっていたでしょう。

採れたてを食べるのが夢です。
窒素固定:ヘアリーベッチの種まき


「窒素固定」と聞いて、真っ先に「空中元素固定装置」が思い浮かんだのは私だけでしょうか?(キューティーハニーFをリアルタイムで見ていた世代です。オープニングかっこよかったな~。)
土壌診断で「窒素ゼロ」判定を受けた私は、自然の力を使って土に窒素を供給することにしました。肥料を使えば早いと思うのですが、最初から頼りたくはなかったのです。
「窒素固定」というのは、空気中の窒素分子を、植物が利用しやすい窒素化合物(アンモニアなど)に変換することをいいます。窒素固定の種類にはいろいろあるそうですが、多くは生物的窒素固定(細菌の力)によるものです。
空気から土へ、土から空気へ循環して、地球の栄養を循環させてバランスを保っているなんて、自然って本当に良くできているなと、つくづく感心させられてしまいます。
「窒素固定」をするために、いつものホームセンターで購入したのは、「ヘアリーベッチ」というマメ科の植物の種です。マメ科の植物の根には「根粒菌」という菌が共生していて、その菌が窒素を植物が吸収しやすいアンモニアに変えて供給してくれます。
前回種をまいたイタリアンライグラスに土を耕してもらい、ヘアリーベッチに栄養を供給してもらう。上手くいけば、もう人間(私)は必要ありません(笑)。
まとめと次回の予定
今回は、畑の状態を調べるにあたり、いろいろな知識を学ぶことができました。ですがまだまだ勉強が足りないと痛感しています。そして現状の畑の「栄養バランスの偏り」という問題は、しばらくは肥料などを使わず様子を見ることにしました。芽が出てくれたので、絶対に育たないというわけではなさそうだからです。
次回は芽吹いてくれたベビーリーフとコマツナの経過観察や、新たな野菜の種まきなどをしていきます。
貴重な時間を使ってここまで読んでいただき、ありがとうございました!


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