肥料の効果と、草の根の状態をチェック。土は豊かになっているのか?(2026年5月下旬)

2026年5月下旬 自然農
タイトル 2026.5下旬

こんにちは、よちぃです!

過ごしやすい5月もあっという間に終わってしまいました。と、書いている今はもう7月です(笑) 畑もブログも同時期に始めましたが、どちらもなかなか上達しないですね(;’∀’) 頑張りが足りないだけのような気もしますが、頑張りすぎて続かないというのが一番避けたいことなので、無理はしませんが、その時の自分のベストを尽くしていきたいと思います!

さて、前回の記事では、お亡くなりになった仲間(野菜)が出てきてしまいました。今回は、ざっくりと以下のような内容になります。よろしくお願いします。

  • 野菜の経過観察
  • ヘアリーベッチの勉強
  • 雑草の根で土の状態をチェック
  • 雑草の観察

野菜の経過観察

肥料を撒き始めて半月ほど経ちました。効果はどうでしょう?

ベビーリーフ 2026.5下旬

・ベビーリーフ

肥料を撒いて雨が降った後、急に効果が出て葉が大きくなりました!

2cmほどの葉が、4cmくらいに生長しました。

コマツナ 2026.5下旬

・コマツナ

ベビーリーフほどではありませんが、少し大きくなったかな?

サニーレタス 2026.5下旬

・サニーレタス

こちらも少し大きくなりました。

ナス 2026.5下旬

・ナス?

本当にナス? 怪しい(^^;

ニラとジャガイモは前回お亡くなりになり、戦線離脱しました( ;∀;) ピーマンの芽も確認できないので、ダメかもしれません…。

よちぃ
よちぃ

「失敗ではない。上手くいかない方法を見つけただけだ!」(トーマス・エジソン)

肥料の効果が出たということは、やはり土の養分が足りていなかったんですね! 勉強になりました(^_^) それにしても驚いたのが、肥料を土に混ぜ込まなくても、ちゃんと効果があったということです。一般的な畑では、作物を育てる前に肥料を土に混ぜ込んで養分を補うのが普通です。ですが自然農では「土を耕さない」ので、肥料も上から振りかけるだけです。「大丈夫かな?」と心配していたのですが、野菜たちが応えてくれたので、肥料をまいて良かったと思います。

ヘアリーベッチの観察

ただ種をバラまいただけなのに、放っておいても綺麗なお花が咲きました! ところで、雑草については散々調べまくっていますが、肝心の野菜や、土壌改善のために植えているイタリアンライグラス、ヘアリーベッチなどは、ちゃんと調べたことがなかったなと今更気付きました(笑) なので今回はヘアリーベッチについて調べて、知識を深めたいと思います。

ヘアリーベッチのお勉強

勉強ターイム
分類生息地生活型花期(中間地)
マメ科
ソラマメ属
道端、草地、荒れ地1年草春まき(3~4月) 6~7月
秋まき(9~10月) 4~6月

売られているヘアリーベッチの中には、和名でナヨクサフジ(弱草藤)と呼ばれるものと、全体に細かい毛が生えるビロードクサフジ(天鵞絨草藤)と呼ばれるものがあるそうです。

ヘアリーベッチはマメ科の植物で、道端などでよく見かけるカラスノエンドウに似た見た目をしています。葉や茎だけでは素人の私には違いが分かりませんが、ヘアリーベッチの花は派手(あくまで私の感想です!)なので、そこで判別できます。鮮やかな紫の花が連なったものが一面に咲くので、畑が綺麗なお花畑になります(^_^) このお花畑を見られるだけでも、植える価値があると思います! 花に誘われてミツバチが何匹も蜜を吸いに来ていました。これぞ自然農の目指す多様性ですね!

私の場合、ヘアリーベッチは窒素固定で土の養分を増やすために植えています。「窒素固定」というのは、空気中の窒素分子を、植物が利用しやすい窒素化合物(アンモニアなど)に変換することをいいます。マメ科の植物の根には、「根粒菌」という微生物が共生していて、そこで窒素固定をしてくれます。他にも、以下のような効果があります!

  • 緑肥になるので、肥料を減らせる。
  • 根が深く伸び、土壌に亀裂ができることで、排水性を改善する。
  • 春先は生長が早く地面を覆うため、雑草の繁殖を抑制する。
  • 「アレロパシー効果」で雑草の発芽を抑制する。

などなど、「耕さない」「肥料・農薬を用いない」自然農にとっては強い味方になります(^_^) 「緑肥」として使用する時は、花が満開になったころに土にすき込んで畑の肥料とします。ですが、自然農は土を耕さないので、すき込まずに刈って土に敷いていきます。

ただし、良いことばかりではなく、注意点もあります。

  • 春先は1日に数cmも伸び、周囲に広がるので管理が大変。
  • 種が強く、一度こぼれると生やしたくなくても勝手に生えてきてしまうう。
  • アレロパシー効果で、野菜の発芽や生長まで抑制してしまう。

野菜を植えない畝のヘアリーベッチは自然のままにしておこうと思ったのですが、種がこぼれて野生化してしまうと手が付けられなくなるそうなので、そのうち刈ろうと思います。ヘアリーベッチには他の植物の発芽を抑制する「アレロパシー効果」というものがあり、それが雑草対策になる一方で、野菜の種をまいて育てる時は邪魔をしてしまいます。その効果が消えるまでに1か月ほどかかってしまうので、種をまく時期には注意しなければいけません(^^;

育てやすいヘアリーベッチですが、pH5.5以下の酸性寄りの土壌や、水が溜まる場所では生育不良になるそうです。そして、初めて栽培する畑では、窒素固定に必要な根粒菌も、適合したものが存在しない場合があるとのこと。今のところ私の畑では順調に育っているので、これらの問題はなさそうです。

よちぃ
よちぃ

メリットがあればデメリットもありますよね(-_-;) 覚えることがいっぱい…。

3月下旬にヘアリーベッチの種をまいた時は、雑草が生えている中にバラまいたので、まばらにしか生えませんでした。雑草を刈ってから種をまいて覆土をすると、全体を覆って雑草を防いでくれるそうなので、来年の春(3〜4月)はそうしようかなと思います。また、秋(9〜10月)にまけば、来春の作物のための土壌改良になるので、空いている畝で挑戦してみようと思います。

雑草の根は?

私の畑では、土を耕してもらうためにイネ科のイタリアンライグラスの種をまいて育てています。そして、雑草の中にもイネ科の植物はあります。他の草もモリモリ生えているので、根が伸びて土が耕されつつあるんじゃないかなと思い、引っこ抜いて根を見てみることにしました!

根の種類ですが、はるか昔に学校で習った知識として、「主根と側根」「ひげ根」の2種類があることは知っています(^_^) タンポポのように子葉(最初に出る葉)が2枚(双葉)で、葉脈が網目状になる「双子葉類」の根が「主根と側根」。スズメノテッポウのように子葉が1枚で、葉脈が平行になる「単子葉類」の根が「ひげ根」です。

主根と側根、ひげ根 2026年5月下旬

今回、それぞれの種類の雑草を抜きました。

ハハコグサの根 2026.5下旬

・ハハコグサ(主根と側根タイプ)

畑に一番多く生えているハハコグサ。一番大きなものを抜いてみると、根の長さは10cmほどでした。

ちょっと見えにくいですね(^^;

スズメノテッポウの根 2026.5下旬

・スズメノテッポウ(ひげ根タイプ)

イネ科の植物なので、期待していたのですが…。根の長さは5cmほどでした。

正直、思っていたよりも短いなと思いました(^^; 畝の高さが20cm以上あるので、せめて半分の10cmは欲しかったのですが、そう上手くはいかないようです。畑を借りてすぐに引っこ抜いたノゲシは、もっとすごい根をしていたのに( ;∀;) もしかして地力が落ちているのでしょうか?

ノゲシの団粒構造?

3月に抜いたノゲシの根。余裕で20cm以上あったと思います。ワサッと伸びて、土もフカフカでした。

「草を敵としない」自然農では、その時期に最適な植物が自然と生え、土が少しずつ豊かになっていきます。私の畑も3月にスタートしてから雑草を生やしっぱなしにしているのですが、あまりにも放置すると周囲の畑の皆さんにご迷惑がかかるので、ある程度伸びてきたら刈るようにしています。もしかしたら刈りすぎているのでしょうか? そのあたりの塩梅がまったくわからない初心者の私(-_-;) とにかく、様子を見ながら何をするべきかを考えていこうと思います。

雑草の観察

今回は、畑にポツンと1本生えていた、存在感のあるこの草を紹介します。

ツボミオオバコ

分類生息地生活型花期
オオバコ科
オオバコ属
畑、道端、荒れ地1年草5~8月

「子どもの頃、オオバコ相撲をして遊んだ草だ!」他のよく見かける雑草とはデザインが異なり、ひときわ目立つオオバコ。ですが調べてみると、ただの「オオバコ」ではなく、「ツボミオオバコ」という種類だと分かりました。

名前の由来は、花が完全に開かず蕾のように見えることから。(どの部分が蕾なのかは、実はよく分かりません!)通常のオオバコとの分かりやすい違いは、全体が白い毛に覆われていることと、葉が上に立ち上がっていることです。葉が立っているので、タチオオバコとも呼ばれるそうです。他にも、大型のセイヨウオオバコや、葉の形がヘラに似ているヘラオオバコという種類もあるようです。

通常のオオバコは踏みつけに非常に強く、他の草が根を張れないような地面にも生息できるので、緑化の手助けになるそうです。実際、畑の横のガチガチに固まった通路にたくさん生えていました。一方、今回紹介しているツボミオオバコは、軟らかい畑の畝に1本だけポツンと生えていて、オオバコほど強くはないのかなと感じました。

よちぃ
よちぃ

来年また出会えるかな?

このまま生やしていても特に害はなさそうなので、野菜の生長の妨げにならないのであれば、そのままにしておきます。

まとめと次回の予定

肥料の効果が表れて、ヘアリーベッチも育ってきているので、土の養分は増えてきていると思います。そう信じたい! ただし、養分が増えている分、雑草の勢いもすごいのですが(^^; 彼らには、根を伸ばして土を耕してもらいたいですね。そうすると、野菜の養分が取られてしまうか…。雑草と野菜が共生する自然農の畑のバランスって、むちゃくちゃ難しいなと痛感しました。とにかく観察を続けて、その都度考えて経験を積んでいこうと思います。

貴重な時間を使ってここまで読んでいただき、ありがとうございました!

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