
がむしゃらに行動してきた3か月間の結果報告!
土壌診断と今後の方針
(2026年6月中旬)
こんにちは、よちぃです!
今年の梅雨は気温が低いので、畑仕事で体力が削がれなくて助かっています。 夏も気温が低めだと嬉しいのですが(^^;
さて、前回の記事では、緑肥であるイタリアンライグラスを調べたりなどしました。今回は、ざっくりと以下のような内容になります。よろしくお願いします。
- 野菜の経過観察
- 土壌診断
- 畑の方針転換
野菜の経過観察
畑の方針転換を考える前に、生き残った野菜について、今さらではありますが調べたいと思います。
ベビーリーフ→ロロロッサ
本来は発芽後10〜30日ほどの若い葉を収穫するベビーリーフですが、すでに70日以上が経っています。もうとっくにベビーと呼べる時期を過ぎ、アダルトリーフになってしまいました。見た目はベビーサイズのままなのに……


さて、ずっと「ベビーリーフ」と言っていますが、発芽後30日ほどで草丈が7〜10cmの幼葉(ようよう、ようば)のことを、すべてベビーリーフと呼びます。ちなみに、発芽後の草丈が3cm前後の若葉は「マイクロリーフ」、さらにそこから草丈が5cm前後に生長したものは、「ミニリーフ」と言うそうです。
とすると、今畑に生えている葉の種類は何でしょうか?調べてみました。
ロロロッサ
| 分類 | 好適土壌pH | 連作障害 | 栽培時期 |
|---|---|---|---|
| キク科 アキノノゲシ属 | 6.0~6.5 | 2~3年 | 春まき(2~3月) 収穫5~6月 秋まき(9~10月) 収穫12~4月 |
種の袋に記載されていた品種名は「ロロロッサ 他」でした。
ロロロッサは丸くならない(非結球)リーフレタスの一種です。「ピンクロッサ」とも呼ばれるそうです。葉の根元が黄緑で、葉先にかけて濃い赤紫色になり、フリルのように細かく波打っているのが特徴です。草丈が10〜15cmくらいになったら、外側の葉から順次収穫していけるそうです。
今年は養分や間引きの不足から大きく育ちませんでしたが、短期間で収穫できるというメリットがあるので、また挑戦したいと思います(^_^)
葉が赤かったので、赤い種が芽吹いたと思っていましたが、レタスの一種ということで、白い種がロロロッサだったようです。


では、もう一種類の葉は何かというと、「ビーツ」というホウレンソウと同じヒユ科の野菜の幼葉だそうです。当初は赤い種の方が発芽していたのに、どこに行ってしまったのでしょうか?
サニーレタス


| 分類 | 好適土壌pH | 連作障害 | 栽培時期 |
|---|---|---|---|
| キク科 アキノノゲシ属 | 6.0~6.5 | 2~3年 | 春まき(2~3月) 収穫5~6月 秋まき(9~10月) 収穫12~4月 |
サニーレタスは、リーフレタスの一種です。上記のロロロッサとほとんど同じです。違う野菜だと思って育てて生き残った2種類が、まさかほぼ同じものだったとは!

知識がないと、こういうことになるのですね。勉強になりました。……ちょっと恥ずかしい(^^;
土壌診断(2026年6月)
畑の方針転換の前に、現在の土の状態をチェックしたいと思います! 畑をスタートしてからの3か月間で、イタリアンライグラスやヘアリーベッチを植えて土壌の改善をしたり、肥料を撒いて養分を補ったりしてきました。今回はヘアリーベッチの窒素固定の効果を確認したいので、ヘアリーベッチが生えている場所と、そうではない場所(ベビーリーフ周辺)を比較したいと思います。
デジタル土壌酸度計
| 前回(3月下旬)の結果 | ベビーリーフ周辺 | ヘアリーベッチ周辺 |
|---|---|---|
![]() | ![]() | ![]() |
| pH値 6.5 | pH値 6.5 | pH値 6.5 |
多くの野菜はpH6.0~6.5の弱酸性の土壌で良く育ちます。ベビーリーフ周辺とヘアリーベッチ周辺の他、畑の全体の数か所を測定し、一部7.0の場所があったものの、ほぼ6.5という結果になりました。3月下旬に測定した時と同じく、合格です!
ところで、一般的に日本の土壌は酸性に偏りやすいそうです。理由は下記の通りです。
- 雨が多く、土の中のアルカリ分(カルシウム・マグネシウム)が流出する
- そもそも雨が酸性
- 化成肥料(人工の肥料)が酸性
- 作物を育てると酸性になる
何もしないと酸性土壌(pH5.0以下)になってしまうので、「苦土石灰」などを土に混ぜて、弱酸性にする必要があります。ですが、今のところ私の畑はpH6.5前後を保ってくれているので、何もしなくても良さそうです。

何もしなくていいなんて、ラッキー!
土壌診断キット
まず、畑に15cmほどの深さの穴を掘り、土壌診断に使用する土を採取します。
| ベビーリーフ周辺の土 | ヘアリーベッチ周辺の土 |
|---|---|
![]() | ![]() |
| 深く伸びている根は無く、硬めです。 | 深く伸びている根がチラホラあります。 |
ベビーリーフ周辺の土は硬めで、深く伸びている根はありませんでした。そして、待望のヘアリーベッチ周辺の土はというと、少し軟らかめで根も少しありました! 正直、もっと根が張っているんじゃないかと期待していたのですが、「予想より少ないな」というのが感想です(^^;
次に、採取した土を精製水と混ぜ、懸濁液を作ります。

前回は水道水を使用しましたが、今回は正確な結果を出すため、キットの説明書通り精製水を使用します。
ホームセンターのカー用品コーナーに普通に売っていました。

今回はちゃんと精製水を買いましたよ~! 438円(税抜き)でした。そんなに高くなくてよかった。

採取した土と精製水をシェイクしたもの。懸濁液(けんだくえき)と言うそうです。
最後に、懸濁液に試験紙チップを浸して、測定します。
pH値
| 前回(3月下旬)の結果 | ベビーリーフ周辺の土 | ヘアリーベッチ周辺の土 |
|---|---|---|
![]() | ![]() | ![]() |
| pH値 6.5 | pH値 6.0 | pH値 6.0 |
デジタル土壌酸度計で測定した結果は6.5でしたが、土壌診断キットでは6.0でした。カラーチャートの色味の判断は目視なので、自分の感覚によるところが大きいです。つまり勘です! どちらにせよ、適正域なので、合格です(*’▽’)
硝酸態窒素
葉や茎を大きく育てる「葉肥(はごえ)」である窒素。これは、植物が生育するために最も重要な土壌養分と言われています。前回は0(ゼロ)という悲しい結果になりましたが、今回は肥料を撒いて養分を補っているし、何よりヘアリーベッチを植えています! 結果はどうでしょう?
| 前回(3月下旬)の結果 | ベビーリーフ周辺の土 | ヘアリーベッチ周辺の土 |
|---|---|---|
![]() | ![]() | ![]() |
| 0 kg | 0 kg | 0 kg |
え?
あれ、デジャブ?
なんと今回も0(ゼロ)という結果になってしまいました( ;∀;) ここまで効果がないとは…… ショックを受けましたが、目視判断なので私の目が悪いだけかもしれません(笑) 一般的に「5kg/10a(カラーチャートの上の数値)」が適正値とされており、10kg以上になると良くないので、これでいいのでは?

ヘアリーベッチ周辺の測定値の拡大画像。
ちょっと薄汚れいますが、見ようによっては、「5kg」に見えなくもない?
なんだか、これでいい気がしてきました!
水溶性リン酸
花や実をつける力を養う「実肥(みごえ)」であるリン酸。一般的に「10kg/10a(カラーチャートの上の数値)」以上は「リン酸過剰」です。前回は上限値を振り切り測定不能でしたが、改善されているのでしょうか?
| 前回(3月下旬)の結果 | ベビーリーフ周辺の土 | ヘアリーベッチ周辺の土 |
|---|---|---|
![]() | ![]() | ![]() |
| 上限突破(リン酸過剰) | 25 kg | 25 kg |
これはすごい! 目に見えて改善されています(*’▽’) まだ10kgを超えているので過剰ではあるのですが、前回値と比べると確実に良くなっています! リン酸過剰は緑肥で改善できるそうなので、イタリアンライグラスやヘアリーベッチの効果が出ていると思われます。

努力が報われた!
水溶性カリウム
根や茎を丈夫にする「根肥(ねごえ)」であるカリウム。前回は当てはまる色がなく、0(ゼロ)と判断しました。結果はどうでしょう?
| 前回(3月下旬)の結果 | ベビーリーフ周辺の土 | ヘアリーベッチ周辺の土 |
|---|---|---|
![]() | ![]() | ![]() |
| 0 kg | 0 kg | 0 kg |
前回は、試験紙チップの色が懸濁液の土色から変化しなかったのですが、今回は、少し色付いてマシになっているかな~という結果になりました。測定値的にはまだ0kgですが、こちらも改善されてきていると思います。リン酸と同じく、「10kg/10a(カラーチャートの上の数値)」以上は過剰なので、5kgを目指していきます。
間引き菜を食べてみた

間引いたベビーリーフ(ロロロッサ)。
大きい葉で6cmほどありました。

こうやって見ると、ちゃんとサラダに見えます!
ベビーリーフ(もとい、ロロロッサ)をたくさん間引いたので、食べてみました。お味は…、とても苦かったです(笑) 自然農で育てると味が凝縮されるそうですが、リーフレタスの苦い部分だけを集めて凝縮したような味で、漢方薬みたいでした(^-^;

だから虫も食べなかったのか!?
畑の方針転換
自然農の三大法則、「耕さない、肥料・農薬を用いない、草や虫を敵としない」ということを自分なりに実践してきたこの3か月。現在の畑の状態を確認して、今後の方針を決めたいと思います。
野菜の状態
まずは、栽培してきた野菜の状態を確認します。
| 野菜 | 栽培開始方法 | 結果 |
|---|---|---|
| ニラ | 種 | 発芽はしたが、養分不足と間引き不足で自然消滅 |
| ベビーリーフ | 種 | 発芽はしたが、養分不足と間引き不足で育成不良 |
| コマツナ | 種 | 発芽はしたが、養分不足と間引き不足で自然消滅 |
| サニーレタス | 種 | 発芽はしたが、養分不足と間引き不足で育成不良 |
| ジャガイモ | 種芋 | 発芽してある程度生長したが、病気が発生したため処分 |
| オクラ | 種 | 発芽しなかった |
| ナス | 種 | 発芽しなかった |
| ピーマン | 種 | 発芽しなかった |
現在生き残っているのは、ベビーリーフとサニーレタスだけです(^^; 葉が赤い野菜は強いのでしょうか? そして、種から育てることの難しさを痛感しました。散々な結果ですが、失敗は成功のもと。次は収穫できるように頑張ります! 今回の結果から、野菜の栽培方法について、以下のように改善していきたいと思います。
- 種を密にまきすぎない
- 間引きをする時は、しっかり隙間が空くように行う
- 芽が幼いうちは、周囲の雑草をこまめに刈り、成長を助ける
- 種からの栽培が難しいものは、苗を購入してみる
土の状態
次に、改善を続けてきた畑の土の状態を確認します。
| 判定項目 | 結果 | 改善方法 |
|---|---|---|
| 土壌pH | 3か月前から適正値をキープしている | 必要なし |
| 窒素 | まだ不足している | 肥料で補っていく |
| リン | まだ過剰である | 緑肥で改善していく |
| カリウム | まだ不足している | 肥料で補っていく |
| 団粒構造 | まだ形成されていない | 自然の力に任せる |
土の状態は少しずつですが、確実に良くなっています。自然農への切り替えは時間がかかるものなので、長い目で見たいと思います。今回の結果から、土壌の改善について、以下のことを継続していきたいと思います。
- まだ養分が足りないので、必要に応じて肥料を補う
- イネ科とマメ科の緑肥の栽培を継続し、土壌の改善をする
- 周囲の畑に迷惑が掛からないように、草を刈って畑に敷く
夏からの方針
現段階で分かったことは、自然農をおこなうには、まだ土の力が足りていないということです。(もちろん自分の知識と経験も!)
よって、夏からは地力を高めることを優先したいと思います! とはいえ、何も育てないのも寂しいので、何かしら野菜は栽培したいと思います(^_^)
まとめと次回の予定
がむしゃらに行動している時は、目の前の事態に対処するのに必死で、「いっぱいいっぱい」になっていました。今回、結果をまとめてみて、これからやるべきことが可視化できたので、頭がスッキリしました。体験農園を借りて3か月、一旦区切りをつけます! 3か月ごとに振り返りをしていくと、進捗が分かりやすくていいですね。

そうだ、そうしよう! 今決めました。
次回からは、さっそく次の目標である「地力を高め、新しい野菜を栽培する」ということを実行したいと思います。
貴重な時間を使ってここまで読んでいただき、ありがとうございました!



















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