防虫ネットの有無による結果発表!キャベツも定植できました。(2026年9月中旬)

2026年9月2 自然農
タイトル 2026.9中旬

こんにちは、よちぃです!

全国的な長雨で、お日様を拝めない日々が続いています。自分にもカビが生えそう。9月は台風こそ多いですが晴れの日も多いということで、小学校の運動会は9月に開催されると昔聞いたことがあります。早く運動会日和の、秋晴れの空が見たいですね。

さて前回の記事では、ピーマンに白絹病が発生し、その関連で「菌ちゃん農法」について勉強させていただきました。

今回は、ざっくりと以下のような内容になります。よろしくお願いします。

  • 野菜の経過観察
  • アブラムシを調べる
  • キャベツを畑に定植
  • 生き物の観察

野菜の経過観察

ナスA 2026.9中旬

・ナスA

葉がどんどん増えて、花も咲きました。

ナスB 2026.9中旬

・ナスB

前回、古い葉を剪定しました。また元気を取り戻してくれるといいな。

ピーマンB 2026.9中旬

・ピーマンB

実は付いていませんが、葉は元気です。

ナスに発生する虫 アブラムシ(油虫)

分類生息地大きさ発生時期
カメムシ目(半翅目)
アブラムシ科
全国約2mm5~10月
(春秋が多い)

黄色くなっていたナスBの葉裏を見ると、色とりどりのツブツブが大量に付いていてドン引きしました(;´∀`)

写真のアブラムシは「モモアカアブラムシ」というそうで、黒・緑・黄緑・黄・赤褐色などのカラフルな体色をしています。色はポップですが、大量に付いているとシンプルに気持ち悪いです(笑)

モモアカアブラムシは、春にモモなどのバラ科植物で繁殖し、夏以降はアブラナ科やナス科など多様な植物に移動して増殖します。畑で春頃にブタナの蕾に付いていたものとは違う種類のようです。

「油虫」という名前は、アブラムシをすり潰して髪に塗り、テカテカにして遊んだことが由来だそうです。

よちぃ
よちぃ

とんでもない遊び方ですね(笑)

「蟻牧・蟻巻(ありまき)」という別名もあります。アブラムシは体が柔らかく他の生き物に食べられやすいので、アリの好きな甘露という排泄物を出して共生し、テントウムシなどの天敵から守ってもらいます。

暖かい時期は、メスのアブラムシ単体で自分のクローンを作り出す「単位生殖」を行います。卵ではなく、孵化した状態の幼虫(無翅胎生雌虫)を産むのですが、なんと幼虫のお腹の中にはすでに次の幼虫がいるそうです。そして10日ほどで成虫になってまたクローンを作るため、短期間で爆発的に増えていきます。食べ物が少なくなってくると翅(はね)の生えた個体を産んで移動していきます。寒くなるとオスを産んで有性生殖を行い、卵で越冬します。

よちぃ
よちぃ

よくできた仕組みやな~。

アブラムシの発生する原因

アブラムシやカメムシのように、植物の汁(養分が含まれる師管液)を吸って被害を出してしまう虫を、吸汁性(きゅうじゅうせい)害虫と呼ぶそうです。

アブラムシが発生する原因は、以下のようなものがあります。

  • 窒素肥料のやり過ぎ。
  • 風通しの悪さ。
  • 日照不足や高温・乾燥が続いて作物が弱る。

ナスは長期間実を付けるので、養分を補うために追肥が必要になってきます。その際、必要以上に窒素分が多いと、アミノ酸などの養分が蓄積されていってしまうそうです。アブラムシは、この栄養価の高いアミノ酸の匂いに誘われてやってきます。

ナスの大振りな葉は、アブラムシにとっては日除け・雨除け、そして天敵から身を守ってくれる隠れ家になります。そのため、葉が茂って風通しが悪くなると絶好の住処になってしまいます。

アブラムシが発生すると、以下のような事が起こる可能性があります。

  • 葉が縮れる、葉の裏側がベタつく。
  • 養分が奪われ新芽の生長が止まり、株が弱る。
  • 「モザイク病」などのウイルス病が発生する。
  • 排泄物に菌が付き、葉がカビで覆われて光合成ができなくなる「すす病」が発生する。
よちぃ
よちぃ

春にジャガイモがモザイク病にかかってお亡くなりになったので、ヒヤヒヤしますね。

アブラムシの防除方法

とんでもない繁殖力のアブラムシですが、農薬を使わない防除方法はたくさんあります。

まずは、発生前の予防方法です。

  • 窒素肥料を与えすぎない。
  • 風通しを良くする。
  • 防虫ネット・寒冷紗で飛来を防ぐ。
  • キラキラした光が苦手なので、株元にアルミホイルやシルバーマルチを敷いて太陽光を反射させる。シルバーテープを使用する。
  • コンパニオンプランツを植えて寄せ付けない(バジル・パセリなどの精油成分を放つハーブ類、ネギ、マリーゴールドなど)。
  • バンカープランツ(天敵温存植物)を植えて、ヒラタアブや寄生蜂などの益虫を呼び込む(スイートアリッサムなど)。

白絹病の時もそうでしたが、米ぬかのような未熟な有機物肥料を与えすぎたり、風通しが悪かったことが今回の原因だと思います。今後は気を付けよう……。

そして、発生してしまった時の対処方法です。

  • 葉裏や新芽をチェックして、粘着テープや歯ブラシで除去する(アブラムシを潰すと体液や残骸が周囲に残り再発の原因になるので注意)。
  • 水を勢いよくかけて、葉裏を洗い流す。
  • 牛乳や石けん水、酢のスプレー等を使用する。
  • テントウムシの仲間、ヒラタアブの幼虫、クサカゲロウなどの天敵に任せる。

自然農的には、外から新しく何かを持ち込む前に、まずは天敵の虫さんに任せて、あとは小まめに除去するのがいいのかなと思います。

ヒラタアブ 2026.9中旬

・ロロロッサの花に来ていたヒラタアブの仲間

ガムテープでアブラムシを取ろうとしたのですが、全然取りきれなかったので葉ごと処分しました。

キャベツの定植

キャベツの種をまいてから34日目、本葉が5枚ほどになってきたので畑に定植することにしました。

防虫ネットの有無による結果発表

定植の前に、防虫ネットの有り無しで苗はどうなったのか、結果を見ていきましょう(^_^) ポット10個中、何本の苗が生き残ったのでしょうか?

防虫ネットあり防虫ネットなし
キャベツ苗ネットあり 2026.9中旬キャベツ苗ネットなし 2026.9中旬
元気な苗 10本元気な苗 2本
虫食い 0本虫食い 5本
葉焼け 0本葉焼け 3本

防虫ネットを掛けていた方の苗は、全株無傷で生還しました! 防虫ネットを掛けていないほうの苗は、初期に葉焼けで3本、その後虫に5本食べられて、無事な苗は2本だけでした。

生存率100%と20%では全然違いますね! 育苗期間中の虫チェックの手間の削減や、強い日差しから守ってくれることを考えても、防虫ネットは掛けた方が良いという結論になりました(*´Д`)

防虫ネット無しの方の苗ですが、ネット有りの苗より葉の色が濃く、茎がしっかりしていました。太陽光や雨風に直接当たり、虫の猛攻に耐えてきた苗なので強いのかもしれませんね。

自然農では防虫ネットを使用しないのですが、今後自宅で育苗する時はネットを使わせてもらおうと思いました(^_^)

畑へ定植

生き残った苗の中で元気そうなものを定植しました。

キャベツ定植1 2026.9中旬

・定植する場所決め

株間は45cmにしました。

キャベツ定植2 2026.9中旬

・定植する場所の草刈り

キャベツ定植3 2026.9中旬

・穴を開ける

泥のような土です(^^;

キャベツ定植4 2026.9中旬

・ポットから取り出した苗

キャベツ定植5 2026.9中旬

・定植!

キャベツ定植6 2026.9中旬

・畝に8本定植できました。

株間を45cm開けて植えたら、8本しか植えられませんでした。まあいっか(*´Д`)

8本中、防虫ネット有りの苗を6本、ネット無しの苗を2本使いました。というのも、防虫ネット無しの苗の方が強そうだったからです。

住宅地の家の庭から、草が生い茂る畑へ引っ越した苗たち。突然の環境の変化に驚いているでしょう。周囲の草のように、元気に育ってくれることを願います。

続・キャベツの育苗

キャベツ播種後36日 2026.9中旬

・播種後36日

畑に植えきれなかった苗たちは持ち帰り、定植が上手くいなかった時のスペアとして育苗を続けることにしました。

畑の苗たちも防虫ネットをしていないし、もういいかなと思ってネットを掛けずにいたら……。

キャベツに発生する生き物たち

雨が続き、「水やりしなくていいわ~」と放置していたら、いろいろな生き物がやってきていました。

ナメクジ 2026.9中旬

・ナメクジ

雨だもんね~。

ハイマダラノメイガ 2026.9中旬

・ハイマダラノメイガ

緑のツブは糞?

ハイマダラノメイガ?の卵 2026.9中旬

・ハイマダラノメイガ、もしくはコナガの卵

モンシロチョウの卵 2026.9中旬

・おそらくモンシロチョウの卵

小学生の頃、理科の授業で飼育していましたね~。

雨でも虫は飛んでくるんですね(^^; もっと小まめにチェックをしておけば良かったと反省しました。

生き物の観察

アメリカザリガニ(亜米利加蝲蛄) 

9月に入り長雨が続いた後、久しぶりに畑へ行くと、畝の下にポッカリ穴が開いて水が溜まっていました。「なんやこの穴?」と思い近づいて見ると、穴から何かが顔を出していました。

よちぃ
よちぃ

畑にザリガニ!?

分類生息地大きさ繁殖時期
アメリカザリガニ科
アメリカザリガニ属
水田、用水路、池、堀約10cm
最大15cmほど
4~9月
最盛期6~9月

お借りしている畑は元々が田んぼ、そして畑のお隣は現在も田んぼで稲作をされています。長雨で畑の通路が水路のようになっていたので、移動してきたのかな?

アメリカザリガニは、アメリカ南東部~メキシコ北東部に広く分布し、日本には、1927年に食用のウシガエルのエサとして移入されました。その後全国に定着し、「条件付特定外来生物(2023年6月1日)」や「日本の侵略的外来種ワースト100」に指定されてしまったそうです。

よちぃ
よちぃ

アメリカザリガニもウシガエルも、すっかり定着していますね。

アメリカザリガニは、流れのない浅い水辺の泥に巣穴を掘って生息しています。穴の長さは、暖かく活動的な時期は10cmほどですが、寒くなり休眠期になると1m近くまで掘ることもあるそうです。この長い穴が田んぼや溜め池の水漏れの原因となってしまいます。

また、池などの水生植物を食べたりハサミで切ったりすることで水質が悪くなり、環境のバランスが崩れてしまうため、厄介者扱いされています。

高い水温や乾燥にも耐えられ、水質汚染にも強いです。エラが濡れていれば空気中でも呼吸ができるので、雨天では地上へ這い出て活動します。

寿命は野生で1年未満、飼育すると4~5年生きるそうです。

あの目立つ赤色は食物由来で、食べたものに含まれる化合物から赤い色素を作っているそうです。若い個体はまだ赤ではなく、淡褐色や黄褐色、緑泥色をしているとのこと。

魚類、両生類、水生昆虫、水草、落葉のような腐植まで食べます。そして、ブラックバスなどの大型魚類やサギなどの水辺の鳥類、イタチなどの動物といった、様々な生き物に食べられます。さらにエビの仲間ということで、人間にも食べられます。

よちぃ
よちぃ

食べる時は、必ず過熱!

キャベツを定植する畝に住んでいたので、姿が見えない時に穴を埋めました(笑) 作業中に踏んづけたらお互いつらいですし……。その後、晴れ間が続き地面が乾燥する頃には、穴の形跡はなくなりザリガニの気配も消えていたので、引っ越したと思われます(^_^)

まとめと次回の予定

雨が降ったら水やりを気にしなくて済むのでいいのですが、ザリガニが住んじゃうくらい水浸しになるのも困りますね(^^; でも、生き物を近くで観察できるのは楽しいですね。

次回、畑に植えたキャベツはどうなるのでしょうか?

貴重な時間を使ってここまで読んでくださり、ありがとうございました!

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