
小さく儚い野菜の芽と、
ほったらかしでモリモリ成長する雑草たち
(2026年4月上旬)
こんにちは、よちぃです!
体験農園で畑を借り始めて1か月が経ち、4月になりました。種をまいたり土の状態を調べたりと、初めての経験ばかりで、刺激的でスパイシーな日々を送っております。
前回の記事は、土壌診断でまさかの「栄養ゼロ」判定を受け、落胆したところに野菜の芽が出るという、「地獄に仏」のような内容でした。そして今回は、ざっくりと以下のような内容になります。よろしくお願いします。
- 野菜の経過観察
- 新たに種まき
- 雑草の観察
野菜の経過観察
前回奇跡的に芽吹いてくれた野菜の経過観察です。

・ベビーリーフ
種が2種類あったうちの、おそらく「赤い種」の方から、赤い葉が出て元気に成長中です。もう一種類の種は行方不明(^-^;

・コマツナ
こちらも元気そうですが、ちょっと種を密にまきすぎたかな?
最初に芽を発見してから約1週間後の、ベビーリーフとコマツナの状態です。大きくはなっていますが、ちょっと成長が遅いような気もします。
というのも、私がいつも勉強させていただいている川口由一さんの自然農の本によると、コマツナは10日もすれば本葉が1~2枚出てくるそうなのです。しかし、肝心のコマツナの芽は、まだかわいい双葉のまま。赤ちゃんから成長が見られません(;’∀’)
これは土壌診断の「栄養ゼロ」という結果が如実に表れている証拠なのかもしれません。ですが、まだ1週間しか経っていませんし、自然農1年目から、すぐに野菜がモリモリ成長するなんてありえないと思うので、とりあえずはこのまま様子を見ることにしました。
新たな芽を発見
前回に続き、新しい芽を発見することができました!

・ニラ
「なんかパイル生地みたいにループしてる草がある!?」と思ってよく見ると、ニラの種の皮が引っ付いていました。
発芽に半月以上かかりました。やったー!

・イタリアンライグラス
雑草のように見えますが、根元に種の皮が引っ付いているので、きっとこれがイタリアンライグラスなのでしょう。
産毛のようで儚いです。
これで4種類目!ニラは発芽に1週間~10日かかるそうですが、半月経っても芽が出ないので、「きっと消えてしまったんだな…」と思っていました。イタリアンライグラスも全然見当たらなかったので、種をまいた時期が悪かったのかなと思っていましたが、雑草に紛れて密かに芽吹いていました(*´ω`)
写真を見てお察しかもしれませんが、雑草をできるだけ刈らないという自然農の性質上、色々な草が繁茂しています。なので、自分がまいた種も、出てきた芽も、畑に這いつくばりながら目を凝らして探しても、発見するのが難しいのです。
なので、本当はもっと前に芽吹いていたかもしれません。「ま、いっか(笑)」
あとは、前回種をまいたサニーレタスと、畑を借りた初日に種芋をいただいて植えたジャガイモ、そして枯れた本体から種を適当に落としたオクラだけです。オクラは種まきの適正時期が5月あたりなので、もう忘れることにします。
ナスとピーマンの種まき


自分が購入した種でこれまでまいてきた野菜は、全て「葉物野菜」でした。そして今回、初めて実を収穫する「果菜類」の種をまきます。それは「ナス」と「ピーマン」です。
なぜ「ナス」と「ピーマン」なのかというと、我が家の食卓で使用頻度が高く、料理下手な私でも扱えるからです!

我が家ではセットで「ナスピー」と呼んでいます

・ナスの種
買ってきたナスが古くなると、種が黒いツブツブになって見えてきますが、栽培用の種は全てこの色でした。

・ピーマンの種
ナスとほぼ一緒です。混ざったら自分では判別できません(;’∀’)
実の見た目は全然違いますが、同じナス科の野菜は似たような種になるのでしょうか?トマトもナス科ですし、この科の実はカラフルで面白いですね!

トマトは栽培が難しいそうなので、もっと知識と経験を積んでから挑戦したいなと思っています。
種まきの方法は、これまでの葉物野菜とは変えました。ベビーリーフやコマツナ、サニーレタスは間引きながら育てるので、「スジまき」(という名のバラまき)で種を比較的密にまきました。ナスやピーマンは1株が大きくなるので、株同士の間隔を空けて種をまく「点まき」という方法で行いました。


写真だと分かりにくいですが、直径15cmほどの円状に草を刈り、そこに種を数粒まいています。そして株間を50cmほど空けて数カ所まきました。
ナスは土に栄養がたくさん必要な野菜らしいのですが、とりあえずはいつも通り、肥料のことは考えずに様子を見ようと思います。

経験者の方が見たら悲鳴を上げそうですね…
雑草の観察
さて、「草や虫を敵としない」自然農。畑には元気に雑草が生えています(^^)
お恥ずかしいのですが、私は自然が好きと言いつつ、草花の名前を全然知りません! 春の七草も分かりません!そこで、自分自身の勉強がてら、畑に生えてきた雑草たちのこともブログに載せていこうと思います。
ハハコグサ


| 分類 | 生息地 | 生活型 | 花 期 |
|---|---|---|---|
| キク科 ハハコグサ属 | 日当たりのよい道ばた、田、畑、野原 | 越年草 | 4~6月 |
分厚い葉が綿毛に覆われているのが特徴です。そして「ゴギョウ(御形)」と呼ばれる春の七草のひとつです。葉がフワフワしてかわいい雑草だと思っていましたが、食べられるとは思いませんでした。
秋に発芽し、冬にはへら状の白っぽい葉が地面に張り付くように広がって、「ロゼット」(全ての葉がバラの花弁のように、1か所から放射状に重なり合って並ぶように見える)と呼ばれる状態で越冬します。春の七草のゴギョウは、そのロゼット部を摘んで、七草がゆとして食べるそうです。私は過去に「七草がゆセット」なるものを購入して食べたことがあるのですが、そんな葉っぱはあったかな?

春先のハハコグサ。
丸みのある肉厚の葉が地面に張り付くように生えている。
かつては特徴的な細かい毛を、餅の粘りを出すための「つなぎ」として入れた「母子餅(ははこもち)」という草餅が食べられていたそうです。しかし、「母と子を臼(うす)と杵(きね)でつくのは縁起が良くない」という理由でヨモギを入れるようになったという説もあります。ヨモギの方が香りと色付きが良く、たくさん生えていて入手しやすいというメリットもあったそうです。

草餅おいしいですよね~
地方によっては「ウサギノミミ」とも呼ばれるそうで、昔の人もあのフワフワした葉を「かわいい」と思っていたのだなと思うと、ご先祖様たちに親近感がわきます。あのフワフワの毛は、虫に食べられるのを防ぐために生えていると考えられています。
このまま生やしていても特に害はなさそうなので、野菜の育成の妨げにならないのであれば、そのままにしておきます。
スズメノテッポウ


| 分類 | 生息地 | 生活型 | 花 期 |
|---|---|---|---|
| イネ科 スズメノテッポウ属 | 水田、畔、畑、野原 | 越年草、一年草 | 4~6月 |
名前の由来は「穂が真っすぐなところを鉄砲に見立てた」からだそうです。名付けた人は、「このサイズの鉄砲なら、スズメが適任だ」と考えたのでしょうか? 前述の「ハハコグサ」の地方名「ウサギノミミ」もそうですが、動物に関連した名前は面白いですね。
穂に濃い黄色の粉(葯「やく」というらしいです)が付いていて、畑仕事をしていると服に大量に付いて驚きました。他に似た草もありますが、葯が黄色いのがスズメノテッポウの特徴です。
このスズメノテッポウですが、Wikipediaにじわじわとくる一文が掲載されていたので、引用させていただきます。
特に害が論じられることもないが、役立つものでもない。しかし、穂が意外に目立つので、地味な割にはなじまれている。また、穂を利用して草笛ができる。

役には立たないけれど、草笛はできるんかーい!
水田環境に適応したものを「スズメノテッポウ」、畑地環境に適応したものを「ノハラスズメノテッポウ」というそうです。
水田環境に適応した「スズメノテッポウ」は、稲刈り後に発芽して越冬し、田植え前には開花して種を残し、枯れてしまうそうです。しかし稲作の時期が決まっている分、田植えまでに種へ力を蓄えられるので、種が大きく、穂も太くなるそうです。(パワータイプ!?)
それと比べて「ノハラスズメノテッポウ」は、畑のようないつ耕されるか分からない場所に生息しているので、「いかに早く種を作るか」に重きを置いています。そのため、「スズメノテッポウ」よりも種が小さく、穂も細い傾向があるそうです。(スピードタイプ!?)
確かに私の畑に生えているものは、草丈10cmくらいの短い状態ですでに穂がついていました。「スズメノテッポウ」の参考写真よりも穂がシュッと細かったので、「ノハラスズメノテッポウ」で間違いないでしょう。生息場所に合わせて適応する能力、すごいです!
このまま生やしていても特に害はなさそうなので、野菜の育成の妨げにならないのであれば、そのままにしておきます。イネ科の植物ということで、イタリアンライグラスと同じように、根の力で土を耕してもらえないかなと、ちょっと期待しています。
こうやって調べてみると、これまで「雑草」で一括りにしていた草花に、とても愛着が持てるようになりました。なんだか野菜より熱心に調べている気がします(^-^; 今後も少しずつ調べていこうと思います。
まとめと次回の予定
今回は野菜の成長記録と新たな種まき、そして雑草の勉強ができました。芽は出ましたが、「できるだけ自然に任せる」というコンセプトなので、私にできるのは見守ることだけです。大丈夫かな?
次回も引き続き、野菜の経過観察と雑草観察になりそうです。
貴重な時間を使ってここまで読んでいただき、ありがとうございました!

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